「塩谷哲 Special Duo Live with 小沼ようすけ」(ビルボードライブ大阪・2015/8/4)

「塩谷哲 Special Duo Live with 小沼ようすけ」(ビルボードライブ大阪・2015/8/4)

出演:塩谷哲(pf)、小沼ようすけ(g)

【1st】18:31~19:49(78分)
1.Dio Pann (小沼)
2.June 7th (小沼 / GNJ)
3.Azami (塩谷 / グイードの手)
4.Coffee Please (小沼 / The Best, nu jazz, Summer Madness)
5.Spanish Waltz (塩谷 / EARTHEORY, DUET with Makoto Ozone)
enc.
6.Morning Bliss (塩谷 / EARTHEORY)

【2nd】21:33~23:19(106分)
1.Eartheory (塩谷 / EARTHEORY)
2.Flyway (小沼 / Jam Ka)
3.Join the Angles (塩谷 / Arrow of Time)
4.Ginza (塩谷 / 未録音)
5.Delicious Breeze (塩谷 / 未録音)
6.Spanish Waltz (塩谷 / EARTHEORY, DUET with Makoto Ozone)
enc.
7.88+∞ (塩谷 / LIVE! LIVE! LIVE!, 88+∞)
8.Morning Bliss (塩谷 / EARTHEORY)

※SALTさんが作曲した大阪・MBSテレビの報道番組「VOICE」の短いテーマ曲もMC中に演奏されました。(小沼さんも参加)
 2ndでは小沼さんが曲を展開し始めて、SALTさんも客席も湧きました。

2人による「Spanish Waltz」は素晴らしかったです。
小曽根さんとのデュオ、トリオ、ソロ、いずれとも違った世界観。
小沼さんのギターが光っていました。Spanishなギター!
2人がもつれあって絡み合って、影響されあって影響しあって。

個人的には「Eartheory」も面白かったです!
大好きな「Eartheory」が今日聞けるとは!それも2ndの1曲目。
私はいいけど、一般的にはこれから入るのはマニアすぎるかも、と思いながら。

普段のピアノでの右手のパートを小沼さんが担当。
どこまでも繰り返されるリフがいいんですよね。いつもとは違った感じ。でも好きな曲。SALTさんも余裕ができた分、いろいろ弾き始めています。

最後の最後で右手と左手の役割が逆転するところがあるのですが、ピアノとギターも逆転していました。
「うわー、ここまで!」と鳥肌もん。
もう一度聴きたい!「Spanish Waltz」も!

「Spanish Waltz」は大阪で初演だそうです。
2ndは初演の曲が多かったのではないでしょうか?(ネットでセットリスト情報を調べてみます)
「Ginza」に、「Delicious Breeze」に、「88+∞」ですよ!やりすぎちゃう!?(笑)
今までとは趣の違った、SALT・小沼の世界に浸りました。

ツアー中のプライベートな時間に小沼さんがSALTさんの曲を「これいいですね」と弾き始めて、「じゃあやってみようか!」となってこうなった、ようなことをSALTさんがMCで言っていました。

きっと小沼さんはSALTさんの曲も音も好きなんですね。それが演奏から伝わってくるから、SALTファンにも音がスッと入ってきて(優しくてグルーブ溢れてるし)、SALTさんも小沼さんの音が好きで反応し合って、それも聴き手にはよくわかる。このようなことがあの空間で起きているのではないかな?

「これは形として残さなきゃいけないと思い始めているんですよ」とSALTさん。
残さなきゃいけないと思います!何らかの動きを期待して。

小沼さんは2人用のオリジナル曲を書いてる最中だそうです。
東京に間に合うかも?と。

MCも小沼さん独特の世界があって、そこに入るとSALTさんもたじたじ感が出ています。押されてます。そういうの見るの、新鮮!
「さっ、次の曲は・・・」とか、SALTさんが進行してるし。

なのでいろんな話が聞けて興味深かったのですが、ボリューム満点だったため私は2nd終了時点で既に最終電車に間に合わず、結局タクシーで長距離を帰ったのでした。

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